聖徳太子「和をもって貴しとなす」と現代の課題を考える。
こんにちは。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます!
最近、ニュースを見ていて思うことが、人の心に余裕がないのかなと感じることが多いです。
10月末にあった京王線殺傷事件も20代の若者が、「死刑になりたい」といって人の命を奪っていく。
また愛知県では中学生が同級生を刃物で刺すといった事件、
ドン・キホーテの屋上から買い物カートを落とし下にいた人を殺害しようとしたり
仙台ではスーパーで女性が男性を切りつけたりと、普段何気に通る場所で通り魔と呼ばれる事件が発生しています。
これをみたら不安になる人も多いのではないでしょうか?
私も日常で買い物するときに少しぶつかったりしたら
もしかしたら刺される可能性0ではない時代です。
心に不安や不信が蔓延する中、次にどう生きていくのが良いのでしょうか?
そもそもなんでこんなに心に不平不満がたまるのか考えてみましたが
今の時代は個人主義の時代でもあり、みんな好き勝手に行動します。
情報も莫大にあるなかで多様な観点が生まれ
何が正しくて何が間違っているのかもわからない時代。
そんな時代では人間も判断に迷い決められない状態になったり
多様な観点の中で誹謗中傷も溢れています。
今の時代の課題を解決していくキーワードを紹介します。それが
「和をもって貴しとなす」
これは誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか?
聖徳太子の十七条の憲法での言葉です。
聖徳太子は誰かをいがみ合ったり、攻撃するのではなく
和を大事にしており協調の重要性をこの時代から言っていました。
日本人の中に根付く、和の心をまさに表現していると思います。
ただ日常の中で人との和を大事にというのはなかな難しいものがあります。
よく「みんな違ってみんないい」と言いますが
みんな違うのはわかる。けどあいつは許せない!
なんてことありませんか?(私は家族に対してめっちゃありました)
だけどあまり表面に怒りや不満を出しすぎると、友人から嫌われたりするので
適当に合わせて、我慢して、演技する人生を送っていませんか?
これを「相対的な和」といいます。
この状態なら通り魔が増えるのも、おかしくありません。
「相対的な和」から「絶対的な和」へ
この「相対的な和」をどう突破したらいいのか。
私が学んでいるnTech(認識技術)では「相対的な和」から「絶対的な和」を提案しています。
「相対的な和」が生まれる原因は人間の5感覚と脳にあります。
脳が不完全だから今、目の前の現実も情報も学問も歴史文明もすべてがエラーです。
だから脳を使って生きるのでは、人生は絶対にうまくいきませんし、心に不信不安恐怖が蔓延します。
脳を使わないなら何で生きるのか?ってなりますよね。
それが心使って生きることになります。
この境地が「絶対的な和」であり、仏教でいえば「色即是空、空即是色」、千利休の侘び寂びの世界に繋がり
悟りの世界ともいえます。
今の時代この「絶対的な和」が必要になり、ただ悟っただけなく、そこから人生がスタートします。
それを今回わかりやすく本で出版しているのが「心感覚(シン感覚)」です。
脳の不完全性、人類の700万年間の涙の歴史の整理をされている本なのでぜひご覧ください。

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コロナパンデミックによって今までの既存の基準軸が破壊される中
新しい方向性を示す本でもあります。
また2022年1月23日にはNoh Jesu nTechマスター1dayでも
これからの経済の具体的な話もします。
ぜひ多くの方にご参加いただけたら嬉しく思います。本日も読んでくださりありがとうございます。
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